コーディネートのお知らせ(適合通知)は突然届く
適合通知、つまり骨髄バンクの登録患者さんのHLA型(白血球の型)が一致したというお知らせは、B5サイズの「ドナーのためのハンドブック」という冊子と一緒に、ある日突然届きます。
それらが届いたら、1週間以内にドナーになる意思があるかないかを書面で伝えなければなりません。健康状態のアンケートや連絡のとれる時間帯、ドナーとして入院できない時期、骨髄提供か末梢血幹細胞提供かどちらか承諾できない方法はあるかなどを書きました。
また、確認検査に行くことが可能な病院を一覧表の中から選んで〇をつけました。それらは、返信用封筒で提出します。
私は今まで大きな病気をしたことがなかったのですが、前年に受けた健康診断の血液検査の結果で「要受診」の項目があったため、病院で再検査したことや、紫外線アレルギーのこと、喉が弱くてよく風邪をひくこと、足がよくつること、じんましんがよく出ることなど、細かく書きました。
もしこれでもよかったらドナーになろうと思いました。
送るのが1週間後になってしまったら、出したその日に、行き違いで事務局から催促の手紙が届きました。
返信を送った次の日、事務局から電話がかかってきて、持病のことを詳しく聞かれました。血液検査の数値も伝えました。悪玉コレステロールが高めだったのですが、そのあと2回献血も行って大丈夫だったので問題ない範囲だったのだと思います。ドナーに選定されたら薬はいっさい、塗り薬も使えないがそれでもドナーになる意志があるかを聞かれました。薬を飲まないと死ぬような病気はもっていませんでしたから提供の意思を伝えました。風邪は1か月前にひいていたので徹底的に予防すればなんとかなる! じんましんは冷やせばなんとかなるかも、と思ったのです。実際は、薬を飲んだら骨髄に影響があるわけではなくて、ドナーの体調が悪いときに手術はできないのだと思います。
手術はドナーの健康が第一ですから。
薬を常時飲まなければならないぐらいの病気をもっていたら、ドナーになれません。(血縁間はわかりません)
確認検査を受ける病院のアンケート用紙を返送し忘れたのですが、担当のコーディネーターさんと相談してくださいと言われました。まもなくコーディネーターさんから電話がかかってきました。コーディネーターさんについてはまた後日書きます。
ちなみにじんましんのかゆみは冷やして我慢できませんでしたので薬を使いました。
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