【いよいよ骨髄提供へ】(7)入院2日目(手術日) その2 - hoozukireiko’s 骨髄blog
の続きです。
骨髄採取手術が終わり、病室に戻ったのは、正午ごろでした。
手術室に入ってから、3時間経っていました。
実際の手術時間は2時間ぐらいで、
残りの1時間は麻酔をさますための時間です。
手術中は全く記憶がないので、
(あたりまえですが)
どういうことが行われるのか
ドナーのためのハンドブックを引用させていただきます。
麻酔中の管理
麻酔導入剤を注射して意識が薄れてから、口から気管に柔らかいプラスチックの管を挿入し、麻酔ガスと酸素を送り込み人工呼吸器で呼吸をコントロールします。
多くの場合、尿道に細い管(バルーンカテーテル)を差し込んで尿を外へ導きます(導尿)。これは麻酔中に出る尿量をチェックすることで、体内の血液循環や腎機能の状態を正確に把握するためです。
また、麻酔中に胃の内容物が逆流して肺にはいること(誤嚥)を防ぐために、鼻から胃まで細い管(胃管)を入れることもあります。
麻酔中は定期的に血圧を測定し、心電図モニターなどをとりつけて麻酔医が厳重に監視し続けます。
病室に戻ってからも、口には酸素マスク、指先に酸素濃度を測る機械をつけて、うつらうつらと寝ていました。体は泥のように重く、気分は悪い。手術の傷が後ろなので自分の体重でおされて痛い。固く厚いガーゼが石みたいで、傷と骨を圧迫する。
右腕には点滴がついている。身動きがとれない。なんだか、唇がはれているし、感覚がない。歯医者のあとの口みたいにしびれていました。
ドナーのためのハンドブックには術後の尿道の痛みを訴える人が多いと書かれていましたが、尿道に違和感はありませんでした。(骨髄バンク発表の、1993年~2016年3月までの集計データによると、14%の人が排尿時の痛みを感じている)
鼻にも違和感はなかったので、胃管は入れてないのだと思います。
尿道カテーテルも入れてないのかもと思ったのですが、完全に目が覚めてトイレにいって用を足して、拭いたときにぬるっとしたので、あぁ入れたんだなと思いました。
でも排尿時の痛みはまったくありませんでした。
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