妹の旦那さんの白血病が再再発して、厳しい状況にあります。
ドナーもまだ見つかりません。
再再発というのは、今までの化学療法でも退治できなかったがん細胞が増えているので、治療も辛く、今後の見通しもつかない状況です。
そんな状況の患者さんはたくさんいると思います。
患者さんにとって残された時間は少ないです。
ドナー選定に時間はかけられません。
なので、過去に書いた記事をリライトして再投稿することにしました。
ツイッターなどで拡散していただけるとありがたいです。
ドナー登録したからには覚悟を決めてください
池江選手の影響で、毎日、多くの人が骨髄バンクにドナー登録しています。
ドナー登録している人、もし、明日、「適合通知」がきたら、ドナーになる覚悟はありますか?
明日はちょっと、今年はちょっと、今すぐは・・・なんて思っていませんか。
最近、骨髄バンクから送られてきた骨髄バンクニュースにこのような記事がありました。
ドナー登録者の方へ(重要なお願い)
登録したものの、今後、骨髄・末梢血幹細胞の提供のご意志のない方につきましては、「登録取消」をお申し出いただきますようお願いいたします。
もし、なんとなく登録してしまったけど、家族の同意が得られてなかったり、妊娠・出産の可能性があったり、就活があったり、登録後体調が悪くなったりした人、
登録保留の手続きをしてください。インターネット上ででもできます。その手続きをすることにより、ドナー選定がスムーズに行われ、命がひとつ助かるかもしれません。
「適合通知」が来た時に断ればいいってもんじゃないです。
いい人ぶって登録したって、偉くもなんともないのです。
「適合通知」は最大10人に送られますが、全員が断ってしまえば、最初から選び直して書類の発送です。お金も時間もかかります。患者さんには時間がないのに、さらに待たなくてはなりません。
10人までコーディネートは同時進行できるとはいえ、白血球の型によっては、選ばれたのはたった1人かもしれません。断ったらもう誰もいないという可能性もあります。簡単に断ってはいけないのです。
だから、私は自分の子供にはドナー登録させません。患者さんの命を預かるなんて大変なこと、学生の身分でできるわけないのです。
ドナー登録したものの、いざ適合通知がきたら断る人が多い?
今ツイッターで話題になっているのは、ドナー登録者が増えたけど、断る人が多いという情報です。ツイッターなんてあてにならないのですが、骨髄バンクがあのような記事を出していたのでそう勘ぐられたのかもしれません。
でも、あの記事、2018年12月5日発行の骨髄バンクニュースにも同じのが掲載されています。だから、池江選手の影響でドナー登録者が増えたけど、断る人が多いという情報はあっているかどうかわかりません。どうしても断らざるを得ない人が同じ割合でいるとしたら、分母が増えれば、増えるに決まっています。
よく考えて、覚悟を決めて ドナー登録した人、本当に神だと思います。
そういう人がほとんどであると信じています
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