ほおずきれいこの骨髄ブログ・2nd season

ドナー登録から骨髄提供までの体験を綴った主婦ブログ。一人でも多くの患者さんの命が救われますように。

山里亮太(南海キャンディーズ)「天才はあきらめた」を読んで

2019年6月、山ちゃんこと山里亮太(南海キャンディーズ、吉本芸人)が女優・蒼井優と結婚しました。

そのときに、ちょうどポイントが余っていたので山里亮太著「天才はあきらめた」を電子書籍で購入しました。

 

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

 思い出したときに読んでは、忘れ、また読んでの繰り返しでやっと最近読み終えました。

 

「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。 嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。 コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。 その舞台でようやく見つけた景色とは――。 2006年に発売された『天才になりたい』を本人が全ページにわたり徹底的に大改稿、新しいエピソードを加筆して、まさかの文庫化! 格好悪いこと、情けないことも全て書いた、芸人の魂の記録。 《解説・オードリー若林正恭》 

 グーグルブックスより引用

お笑いに真剣過ぎて相方に厳しすぎた

今なら、パワハラとでもいうのでしょうか。一人目の相方にも、二人目の相方にも、そして三人目の相方、しずちゃんにも、とんでもない練習を強要しました。

それでも、相方たちは、山ちゃんに拾ってもらったという意識があったので従っていました。山ちゃんのお笑いに対する熱意、お笑いの才能を認めていたのかもしれません。

今はそのことを反省しています。自分は最低な人間だったと言っています。

たびたび出てきた言葉「張りぼての自信」

 小さい自信を張り合わして出来上がった張りぼての自信が、山ちゃんをお笑い芸人になるという目標に向かわせました。小さい自信を集めてできた大きな自信を、「張りぼて」と表現したのは、自信が確固たる自信ではなく、壊れやすいものだったからでしょう。自分は天才ではない、そう認めていたから、天才と肩を並べられるように努力していたのです。

天才はあきらめよう

 私は凡人です。はなから天才になりたいとかも思ってなかったし、天才は努力でなれるものではないと思っていました。天才に見える人たちも努力なしでそうなったのではありません。嘘やはったりで天才に見せかけても、中身が備わってなかったら、必ずボロがでます。出来る人間を装う前に、出来る人間になれるよう努力が必要です。

人は変われる

 あのころの自分は最低だったと山ちゃんは振り返っています。最低な性格の山ちゃんが変わったのは、しずちゃんの言葉。しずちゃんが横にいたから自分が存在していると気付いたときでした。人は変わろうと思って変われるものではないし、他人が人を変えさせることはできない。結局自分で気付くしかない。そのためにたくさんの世界を見て、たくさんの人の話を聞こう。最低なクズ人間だった山ちゃんでも、女優さんと結婚できたのは、しずちゃんとの不仲時代を経て、過去の酷い言動を正当化せず反省したから、最低クズ人間を返上できたからだと思います。

 

 

hoozukireiko.hatenablog.com

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 昨日はやっと5月ごろ買った重松清の小説も読み終えました。こちらは私の好きなタイムトラベルもので面白かったです。ハッピーエンドで読後感がよかった。

ブログばっかり読んでいると、本を読む時間がないです。まだまだ読みたい本は待機しています・・・

 

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