お笑い芸人のさま〜ずが好きです。
ずいぶん前ですが、さま〜ずの三村さんが、ワンピースという漫画は好きだけど、漫画家先生のサインは特に欲しくはない、漫画が好きなのであって、先生が好きなんじゃない、というようなことをテレビで言っていました。
その時、私は、そうだ!その通りだ、私は東野圭吾の小説は大好きだけど、東野圭吾先生が好きなのではない、と思ったのです。特に東野先生に会いたいとか、サイン欲しいとか思ったことなかったので、三村さんの気持ちに共感しました。
太宰治好きの人は、太宰の作品だけでなく、太宰そのものが好きで、自殺した太宰の遺体が発見された日を桜桃忌といかいって太宰治の命日に墓参りに行ったりしています。
太宰の作品が好きというのは人それぞれですから、わかりますが、太宰治その人物をも好きになる気持ちがわかりません。たしかに、太宰治は背が高くイケメンだったかも知れません。女たらしですから、母性本能をくすぐる性格だったのでしょう。
しかし、現代に生きる私たちには、実在していたときの記憶はありません。伝え聞いたことだけで、キャラクター的に夢中になる要素がそこまであるのでしょうか。そんな二次元アイドル的存在を本気で好きになるなんてことがあるのでしょうか。あるのでしょうけど、私には理解できません。
二次元キャラクターに入れ込み、キャラクターグッズを集める人がいます。近年は、「私の推し」、なんて言葉もあります。
今はどこへ行っても、鬼滅の刃人気に便乗してグッズが売られています。鬼滅の刃のコミックが読みたくて買うのは理解できますが、炭治郎カッコいい〜とか富岡義勇素敵~とか胡蝶しのぶかわいい~とか言ってはグッズを集めるのは、ゲットしたグッズを自慢したい気持ちがあるからではないでしょうか。
もしも、SNSがなかったとしても、グッズを集めますか?
SNSで自慢することが目的になっていませんか。グッズを持っていることを誰にも言ってはいけない、見せてもいけない、と言われてもグッズを買いますか。
私は、漫画の中の人物に入れ込むのが理解できないのです。好きなら好きでいいのだけれど、グッズを集めても数年したらゴミです。
まだ、実在するアイドルに入れ込むジャニオタとかのほうが理解できます。それでも、SNSでの自慢禁止条例なんかが施行されたら、グッズ買うのをやめる人は出てくると思います。自分が眺めて楽しむに十分なグッズがあればなにからなにまで集めなくてもよいのではと思うのです。しかし、集めるのはその人の自由ですから、一生懸命働いたお金で買うのはいっこうにかまいませんし、馬鹿にするつもりもありません。
そんなにお金をかけるほど、好きなのか? と問いたい。好きだったら買ったらいいと思いますよ。一生懸命働いたお金で買うなら。
みんなが好きだと言っているから、みんなが私の押しは○○と言っているから、私は△△と無理に選んでファンのふりしていませんか。
ブックオフを見てください。いらなくなって手放したグッズがいっぱいあります。
かわいい女の子のフィギュアがたくさん売っています。一生死ぬまで愛し続けられるなら買え。結婚しても飾り続ける自信があるなら買え。息子よ。
こんなこと言ったら、フィギュア工場の社長さんに怒られますね・・・
ヒプノシスマイクにハマっていたときの娘の話
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