東野圭吾の「架空犯」を読みました

こんにちは。
というか、2025年あけましておめでとうございます。
今年初のブログ更新です。
最近読んだ本、「架空犯」の概要と感想を書いておきます。ネタバレあり。
- 著者 東野圭吾
- 2024年11月刊行
- 捜査に当たるのは「白鳥とコウモリ」に出てきた刑事、五代努。
- 「真犯人の罪を被って自分が犯人になる系」のお話
- 初めから怪しい山尾刑事が殺害された藤堂夫妻と高校時代からの知り合いだった
- 元女優藤堂江利子は真犯人今西美咲の母だった
- 藤堂江利子は殺されてもしかたない悪女
- 山尾刑事は独身だが、高校時代に一度だけ江利子と関係をもったときの子供が今西美咲
- それゆえ、山尾が今西美咲の罪を隠すために、捜査を混乱させる脅迫メールなどを送る
- 高校時代に山尾の親友が江莉子と付きあっていたが、卒業後自殺した
- 山尾は親友の死に責任を感じていた
- 親友は死の前に、藤堂(当時は先生)をナイフで襲っていた
- 最後は五代が親友の母親(老婦人)のところを訪ねて預かっていたナイフを返す
捜査を混乱させた山尾刑事が五代刑事のペアになるというのが偶然すぎると思ったけれど、その偶然があったから、逆に真犯人にたどり着くことができた。
その偶然がなければ、殺害して家に放火した事件の犯人として今西美咲が逮捕されていただろうか。放火は今西美咲がやったことではない。山尾がやったことだ。今西美咲は江莉子が女優になる前に産んで孤児院に預けられて育った子で、一方本当の娘のほうはもうすぐ赤ちゃんが生まれる。今西美咲の娘は不良で薬物などもやっていて、母子家庭で貧しい。江莉子は殺されてもしかたない。「殺されてもしかたない人間が殺される系」と「真犯人を庇う系」なところは、「容疑者Xの献身」に似たところがある。
五代刑事のシリーズは、これからも出していくのかな。
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