少ない文字数で応募できる文学賞を探していたところ、30~50枚で応募できる文学賞を見つけました。
それが、
女による女のためのR-18文学賞
今年は「神奈川文芸賞」の募集がありません。小説を書き始めたころから毎年応募してきました。以前は神奈川在住または在勤、という縛りがあったので、一次通過は簡単でした。
「神奈川文芸コンクール」から一新して「神奈川文芸賞」に変わった時、隔年開催にかわってしまいました。応募資格も神奈川県外OKになりハードルが高くなりました。
ちなみに、「神奈川文芸コンクール」では過去に賞をいただきましたので、神奈川文芸賞のホームページのアーカイブの過去三年ぶんの受賞作のひとつとして私の作品が掲載されています。次の募集要項が発表されたら、たぶん消えてしまいます。
何かに応募するという目標がなければ、なかなか筆がすすまないのぐうたらなので、とにかく書き始めたい。で、みつけたのが、
女による女のためのR-18文学賞
書けるのか?わたしに?
受賞作は書籍になっているので、読んでみました。
最初に読んだのは、
町田そのこの
「夜空に浮かぶチョコレートグラミー」
去年、読みました。そう、女による女のための・・・に応募してみたいと考え始めたのは去年なのでした。
町田そのこの作品を読んだのは、「52ヘルツのクジラたち」が最初だったので、デビューのきっかけが、女による女のための・・・だったとはじめて知ったのでした。
町田そのこは、最近の私の推しなので何冊か読みました。
今回、応募するために参考資料として読んだのは、
- 「1ミリの後悔もない、はずがない」一木けい
- 「くたばれ地下アイドル」小林早代子
- 「ふがいない僕は空をみた」窪 美澄
受賞作だけでは本になる文字数ではないので、続編や短編を書き足して一冊の本にしています。今回は「女による女のためのR-18文学賞」がどういうものなのかを研究するために、受賞作品の一話だけ読みました。
感想を書いておきます。
「1ミリの後悔もない、はずがない」一木けい
受賞時のタイトルは「西国疾走少女」。イカをさばく大人の女性が、初体験の相手を思い出すところから始まる。物語の舞台は少し昔に戻り、主人公は中学生。好きな相手ができ、高校生で彼の家で初体験。そこで現実に戻る。
「くたばれ地下アイドル」小林早代子
主人公は女子高校生。高校に入って、同じ中学出身の男子と仲良くなった。その男子は地下アイドル活動をしていた。アイドルとしての収入はなく、ファンと寝ることで援助してもらい活動を続けられるということを知る主人公。結局、その彼の部屋で初体験をする。
「ふがいない僕は空をみた」窪 美澄
受賞時のタイトルは「ミクマリ」。主人公は高校生男子。男子が主人公もアリか!と思った。いきなり、ハードな場面から物語は始まる。男子が通っているのは、主婦が住むマンション。そこではなにかのアニメのコスチュームで身を包んだ女が待っている。プレイをした後、お小遣いをもらって帰る。男子の母親は自宅で助産院をしていて、男子もときどき手伝わされている。
さて、締め切りですが、今年の募集要項がみつからない!
まだ発表されてないのか?
去年は10月だったので、とにかく書き始めるか。
にほんブログ村と人気ブログランキングとブログサークルに参加しています
読者登録、チャンネル登録していただけたら喜びます
広告