我が家のヒマラヤピンク岩塩は去年の夏からこの状態です。
少し入っているので、まだ捨てていません。
減ってもいません。
ヒマラヤピンク岩塩とのお付き合いは、6、7年ぐらいだと思います。いろんなメーカーのがありますが、これは200円ぐらいでした。
去年の夏におきたある事件をきっかけに、ヒマラヤピンク岩塩を使わなくなりました。
使わないというか、使えないというか。
去年の夏、職場の同僚の友達が家庭菜園をやっていて、バジルがいっぱい採れたとかで、私もお裾分けをいただきました。バジルはニンニクとオリーブオイルと塩と一緒にミキサーにかけ、ジェノベーゼソースにしました。
ある日の夕食はパスタでした。ジェノベーゼソースをパスタにかけると、少し塩味が足りませんでしたので、ヒマラヤピンク岩塩をかけながら食べていました。
息子が、ガリガリしていたその時、岩塩のガリガリするとこがゆるんでいて、とれてしまいました。
買ったばかりだった岩塩が全部出て、パスタにかかってしまったのです。
ソースに触れてないところは岩塩の入れ物に戻しました。触れてしまったところは、すくいとって皿にいれました。
なんとかして取れる塩の粒はとりましたが、パスタはめちゃくちゃ塩からくて、美味しく食べることはできませんでした。
皿に取り出した塩は煮物などに使いました。
それ以来かも知れません、ガリガリやってないのは。また取れてしまう恐怖もあるし、次のをまだ買ってないから使うのを躊躇するというか。
しばらくガリガリしないと、人間てのはすぐ慣れるものでしなくてすむようになります。
15年以上もコンタクトレンズをしていたのに、眼の病気で、1週間眼鏡で過ごしたら、眼鏡でよくなりました。いまはすっかりメガネっ子です。
思えば、息子がパスタを台無しにした事件が昔もありました。息子が幼稚園のときだったと思います。私が、カルボナーラを初めて作ったときです。
カルボナーラを作りたいと思って材料を揃えたのではなくて、たまたま家にあった材料でできそうだったので作りました。とても美味しくできました。
その日、息子は体調が悪かったのでしょうか、箸がすすまず、ゆっくりゆっくり食べていたのですが、突然オエッとなったかとおもうと、パスタの上にエロエロエロと……
服を汚してもいいから、別のところにやって欲しかった。そしたら、パスタは食べられたのに。
とても美味しくできたのに。
初めて手作りしたカルボナーラだったのに。
悲しい出来事でした。
そして、もうひとつ思い出した悲しい事件。
それは息子が赤ちゃんのときです。
とっても美味しい「蟹ふりかけ」を買いました。
土産物屋に売ってる、瓶のタイプのふりかけです。
ある日、息子がおとなしく何かをやっていると思ったら、椅子にふりかけをパッパ、パッパとかけていたのです。よほど楽しかったのでしょう、中身のほとんどを椅子に食べさせてしまっていました。
すっかり忘れていたのに、思い出した悲しい事件です。