ほおずきれいこの骨髄ブログ・2nd season

ドナー登録から骨髄提供までの体験を綴った主婦ブログ。一人でも多くの患者さんの命が救われますように。

【骨髄バンクにドナー登録したきっかけ】(6)21年ぶりの献血

骨髄バンクに登録する。そう決めて、書類を書き、今度は献血の受付カウンターのほうに行きました。

献血ルームは初めての体験です。献血ルーム、昔からあったのでしょうか?
若いとき、何度か献血をしたことがありましたが、献血バスでの献血でした。
田舎だったからでしょうか。

前回、献血をしたのは21年前、当時住んでいた北海道でしました。ちゃんとデータは残っていたのですが、住所や電話番号がが現在と違います。

本人確認のために電話番号を聞かれましたが、まったく覚えていません。
市外局番しか思い出せないのです。市外局番は0123。
道外の友達には、なにそれ? フリーダイヤル? とよくいわれましたが真面目な番号です。フリーダイヤルは0120です。
北海道を離れて、十数年、頭の片隅にも残っていませんでした。


電話番号がだめなら、次は住所です。
しかし、住所も一度道内で引越しをしていて最初の住所の登録なので、○○市のあとが全く思い出せないのです。
ここで思い出せないといったん家に帰って昔の手紙とかを探さなければなりません。


頭の中の引き出しを片っ端から開けてやっと思い出したのが、アパート名でした。
私がアパート名をいうと、「だいじょうぶです」OKが出ました。
首の皮一枚で繋がった感じです。住所にアパート名いれないこともありましたから。


こうして本人確認という難関を突破して、次のステップへすすめることになりました。いろいろな確認事項にチェックを入れ、では400ミリリットルですね、ということになりました。

ちょっとまって! 400ミリリットルなんて、やったことないよ!
男の人がやるものじゃないの? と思いましたが、体重のあるひとは普通に400なんですね。

昔は体重が50㎏なかったので、200ミリリットルしかできなかったのだと思います。
ちなみに献血は女性は40㎏、男性45キロ㎏以上体重がないとできません。
けっこうガリガリでもできるんですね。

(7)へ続く

 

hoozukireiko.hatenablog.com

 

はじめから読むならこちら

【骨髄バンクにドナー登録したきっかけ】(1)白血病は突然に - hoozukireiko’s 骨髄blog

 

二十歳の息子がかわいいと思う母親は気持ち悪いですか? 息子がかわいい理由を分析

息子が20歳になりました。

hoozukireiko.hatenablog.com

 
いつまで、息子ネタやってんだと思われますね。

二十歳になってもまだ可愛い。

親というものはいつまでもわが子がかわいいものです。

その理由を考えてみました。

背が低い 

私より1㎝背が低い。155㎝。小さすぎるっ。

色白

日焼けしてもすぐ白くなる。

小顔

たぶん、頭がい骨が小さい。足も小さい。

手がきれい

手のモデルみたいに爪の形もきれい。

ゆるふわ天然パーマ

父親ゆずり

髭がうすい

お前は小6女子か! というぐらいの産毛

清潔

学校から帰るとすぐシャワー

やさしい

私が間違えて息子の歯ブラシを使っていた時も
「おかあさん、それ僕の」といっただけ。怒らない。

サンリオ好き

シナモンのTシャツ(女子用)着て、高専に通っていた。
高専は制服ありません。

いまは、けものフレンズにハマり中。

 

hoozukireiko.hatenablog.com

さいころからお肌が弱く、背中をかいてやらないと眠れなかったせいで、中2の春まで母親と一緒に寝ていました。

ダブルの布団で一緒にですよ。

自分の部屋とベッドが用意されているにもかかわらず。だから、私も子離れが遅くなっちゃいました。

中2でいっっしょの布団で寝なくなり、さみしくて、切なくて、どうしようもなかったです。さすがに今は立ち直りましたけど。

 ね、かわいいでしょ?

 

感動した! 東野圭吾 「素敵な日本人」感想 ネタバレあり

最近読みました。短編が9話入っています。

 

素敵な日本人 東野圭吾短編集

素敵な日本人 東野圭吾短編集

 

 

一番感動したのは最後のお話。

ここからはネタバレするので、これからこの本を読む人は絶対今すぐここから離れてください。

読後感は、「秘密」(東野圭吾著)のようないい話。

殺人とかは出てきません。泣ける話です。

 

秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

 

 「秘密」は私の中の東野圭吾ランキング2位の作品です。

ちなみに1位は「容疑者Xの献身」。

さあ、読みたくなった人、スターつけなくていいから立ち去ってください。

そして、図書館またはAmazonにゴー!

 

このお話は「水晶の数珠」という題名です。

タイムトラベルものといっていいかな。

私はタイムトラベルものが大好きなので、この物語本当に面白かったし感動しました。こんな小説を書きたいと思っています。

あらすじをざっと。

主人公は姉からの電話で父親の病気を知ります。主人公はハリウッド俳優めざして、アメリカで修業中。アメリカに渡るとき、父親に勘当されています。

父親の余命が少ないから誕生日パーティーをする、日本に一時帰国してくれという姉。

パーティーは父親には秘密です。サプライズパーティーです。

大事なオーディションの前でありながら、しぶしぶ帰国した主人公。飛行機を降り、東京に向かいます。しかし、新幹線に乗る前に、父親から電話が。主人公を怒らすようなことを言って、主人公をアメリカに追い返してしまいました。

それから三週間後、父親は亡くなり、葬儀のためにまた帰国します。

主人公の家には、代々伝わる「水晶の数珠」がありました。

通夜の午前零時、主人公はそれを受け継ぎます。

親戚たちは皆、その数珠には不思議な力があるといいます。

数珠といっしょに父親の遺言状を受け取った主人公。

遺言状には、数珠の力の説明が。その数珠、呪文を唱えると過去に一回だけ戻れるというものでした。この力は生涯で1回しか使えません。

葬儀が終わり、帰国のために新幹線に乗る主人公。三週間前に、小型飛行機が新幹線の線路上に墜落した事故があって新幹線が大幅に遅れる――という事態があったことを知ります。

そして、あのとき父親の電話でとんぼ返りしていなければ、帰りの飛行機に間に合わなくなって、オーディションが受けられなかったであろうことを知るのです。

サプライズだったはずの父親がなぜ主人公の帰国を知っていて、勘当状態ゆえ知らないはずだった主人公の携帯電話に電話をかけてきたのかーー。

主人公は知るのです。父親の思いを。そして、成功するまで、日本に帰らないと決意し、アメリカに帰っていったのでした。

 

おしまい