今日は、息子の誕生日です。20歳になりました。
20年前、わたしはペチャパイでした。
今より10キロ以上痩せていました。
当時、北海道に住んでいた私は、かなり早めに実家(関西)に里帰りしていました。
里帰りしていたときに読んだ本、いまでも覚えています。
「五体不満足」と「チーズはどこへ消えた」です。
- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本の感想はさておき、息子は予定日より少し早く生まれました。
2538グラムでした。小さめでしたが、普通分娩で生まれました。
なかなか出てこなかったので吸引措置はとられましたが、元気に生まれてきました。
予定通り退院したのですが、母乳があまりにたくさん出るわりに、息子の飲む量は少なく、結果乳腺が詰まり、おっぱいがカチカチにふくれ、40度の高熱が出て、退院した翌日にまた出産した病院に母子ともに入院しました。
そのことを思い出したのは骨髄提供手術が終わった日でした。
それまで、私は乳腺炎になって入院したことを忘れていたのです。
出産以外に入院したことがないと、長い間思っていました。
骨髄バンクにも当然入院歴はないと言っていました。
不思議なもので、骨髄提供手術が終わったときの安心感が、出産のときの安心感にすごく似ていて、それで思い出したのです。
乳腺炎で入院中は看護師さんにカチカチになったおっぱいを搾ってもらいました。
それはそれは、痛かったです。号泣でした。
陣痛が痛くて、出産後の子宮の収縮が痛くて、乳腺が痛くて。
母乳をやりはじめたら乳首が切れて痛くて。痛いことばっかり。
骨髄提供手術の後の痛さなんて問題ではありません。
出産は骨髄提供手術の100万倍の苦しみ。
だから、私は出産経験のある主婦のみなさまに訴えるのです。
骨髄提供はたいしたことなかったよと。
出産を経験して私は巨乳に生まれ変わりました。
そして、嬉しさのあまり、ビキニを買いに行きましたとさ。