【骨髄提供を終えて】(1)いただいた手紙 - hoozukireiko’s 骨髄blog
の続きです。
骨髄採取が終わり、麻酔から覚めると、ほっとしました。終わるまでは本当に健康に気をつけて過ごしました。マスクして過ごし、のど飴なめて、加湿器たいて。
やっと終わった、無事に責任を果たすことができた。緊張からの安心感。それはまるで出産のときのようでした。その時、思い出したのです。息子を出産したとき、乳腺が詰まり高熱出して、退院したばかりの産院に再び入院したことを。不思議なことにすっかり忘れていたのに、急に思い出したのです。
当時のことはこちら
診察が終わり、コーディネーターさんも帰ったあと、看護師さんが来て、手術着からパジャマに着替えさせてくれました。そのとき、まだ頭はぼーっとしていました。
腕にはまだ点滴がついていたので、自分では簡単に着替えられません。パジャマは普段使っているもの、タンクトップも普段のものを持ってきました。新調するとだいたいろくなことないですから。新しい服で旅行とか、新しい靴で遠出とか、慣れないものはトラブルが起きやすいです。
パジャマは義母のおさがりで、ボタンのないかぶるタイプ、タンクトップは娘のおさがり、小6ぐらいにきていたやつでピッタリサイズだったので、着替えは大変でしたが、看護師さんは上手に点滴のチューブを通したりして着替えさせてくれました。パジャマもタンクトップもヨレヨレのボロボロだったので、ちょっと恥ずかしかったです。
でもそれが着やすいんですよね。
朝から来ていた夫は4時までテレビでドラマを見た後、帰りました。
術後は貧血状態になるので、トイレに行こうとして倒れてしまう人がいるそうですが、私は大丈夫でした。ヘモグロビンが平均より多めの私ですが、術後の数値はさがっていました。検査でOKがでるまでは、両腕に点滴のルートがついたままなので、テープにかぶれて痒くてしかたありませんでした。
夕飯の6時にはすっかり意識はもとどおり、逆にすっきり。
7時から9時までひらめき系のクイズ番組を見ましたが、
頭が冴えていて、NENSA(メンサ)に入れるかもと思ったほどでした。
MENSA弁護士に挑戦! もっと頭がよくなる 大人の「超難問パズル」
- 作者: 河瀬季
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 2016/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
9時になると、すぐ寝ました。患部が痛いし、熱いし、痒いし、点滴は終わっていたのですが腕には両方点滴の針が入っていて、止めてあるテープが痒いし、本を読むどころではありませんでした。テープは最初から肌にやさしいテープを使ってもらったのですが、ダメでした。とにかく寝て、体力を回復しようと思いました。
つづきはこちら
【骨髄提供を終えて】(3)入院3日目 手術の翌日 - hoozukireiko’s 骨髄blog