「キモい」と「気持ち悪い」についての考察
私が若い頃にはなかった言葉が四半世紀もたつとたくさん生まれていて、25年前の私がタイムスリップして現在にきたら、なに言ってるかさっぱりわからないんじゃないかと思うぐらいです。
チョベリグとかチョベリバとか若者言葉はありましたが、今は死語です。それらも私にとっては最近の言葉に感じていて、私が女子高生だったときそのような造語が流行った記憶はありません。私が女子高生だったときは女子大生ブームで、ルーズソックスもまだ存在していませんでした。女子高生が流行りを作る時代ではありませんでした。
いろんな言葉が生まれては消えていきましたが、「キモい」は定着したなぁと思います。
「キモい」は「気持ち悪い」の略ですが、「気持ち悪い」との違いは見た目が気持ち悪いときのみに使うことです。「お腹がゴロゴロして気持ち悪い」とは言いますが、「お腹がゴロゴロしてキモい」とは言いません。「酒のみすぎて吐きそう、気持ち悪い」とは思いますが「酒のみすぎて吐きそう、キモい」とは言いません。
逆に、へんな虫がいたら「へんな虫いる。キモーイ」「へんな虫がいる。気持ち悪い」両方使えますが、「キモい」のほうが見た目の気持ち悪さを強調できます。「キモい」は「気持ち悪い」よりもっと見た目が気持ち悪いのです。
「キモい」はただの略語を越えて「気持ち悪い」では表現しきれない感情をも表現できる言葉なのです。
正式な日本語として広辞苑にのる日も近いと思います。
そんなことを真剣に考えている私って気持ち悪い?キモい?どっち?
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