ほおずきれいこの骨髄ブログ・2nd season

ドナー登録から骨髄提供までの体験を綴った主婦ブログ。一人でも多くの患者さんの命が救われますように。

BKB(バイク川崎バイク)作の短編小説「電話をしてるふり」を読んだ

 

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 BKB(ビーケービー)ことバイク川崎バイクさんをご存じですか?
 吉本興業所属のお笑い芸人さんです。

バイク川崎バイク - Wikipedia

 憎めないキャラで好きなのですが、いまいちブレイクするまでは売れていません。時々テレビで見かけるぐらいです。

 9月のある日、本屋をのぞいたら、ちょうどBKBさんの本が山積みになっていました。短編集です。

 BKBが本、しかも、小説!すごいな!いつの間に? 

と思って、さっそく、立ち読みしたら、一話一話がとても短いショートストーリーで読みやすくて、これは図書館で予約しなくてはと思い、家に帰ってすぐ予約しました。

 予約から一か月後、届きました。

 コロナの自粛中に、投稿サイト「note」に小説を投稿していたらしくて、この本はそれを書籍化したものだったのです。

 なかでも、一番いいお話は、タイトルにもなっている「電話をしてるふり」でした。

 夜道をあるくとき、防犯対策に電話をしてるふりしていたはずが、電話のむこうには亡くなった元警察官の父親がいて。本人は父親と話すことはできないが、他人は話すことができる。

 くわしくは、すぐ読めるので立ち読みでもしてもらうとして、思わず涙がこぼれました。涙がでるほどの感動作はこの作品だけでした。なるほど、タイトルになるわけだ、と思いました。これを世に出したいがために、出版社も本にしましょうと言ったのかもしれません。

 他の作品は、いろいろな工夫やトリックがあって面白かったです。さすが芸人さん、頭がやわらかいというか、創造的だなあと思いました。本を売るために書いたものではないので素直な文章なのかも。優しいお話が多いです。

 すぐ読めるし、難しくないし、寝る前にちょっと読むにはとてもいいです。安眠できます。

 

 

 

 

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