来年、娘が成人式を迎えます。
思い返せば、二年前、消費税が上がる前に振袖の予約をしました。振袖はレンタルです。当日のレンタルと着付け、クリーニング代金、前撮り写真をセットでの申し込みでした。けっして、お安いお値段ではありません。ですから、少しでも安くと思って、消費税が上がる前に予約をしました。
今年の夏には残金の振り込みをし、9月のある日、前撮り写真の撮影に行ってきました。この二年あっというまでした。二年前に振袖の予約をするのはけっして早いわけではありません。娘の場合は、普通のサイズの着物が体にあわず、特別仕様の着物でした。反物は幅が決まっているので、胴回りが大きいと普通サイズではあわせの部分が足りなくなるのです。それほどのぽっちゃりマシュマロボディの娘です。予約したとき、着物の選択肢は少なく、まだあってよかったと「東京プロカラーラボ」さんに感謝したぐらいです。
実は、「東京プロカラーラボ」さんから営業電話がある前に、ある写真館の振袖予約会に行ったのですが、サイズがなく門前払いになり、失意の底に沈みながら、そそくさと帰った経験があったのです。電話がかかってきたとき、特別に大きいサイズの着物があるかどうかを確認してもらってから、予約会に行きました。
「東京プロカラーラボ」さんは、学校などで卒業写真などの撮影をメインに事業を行っている会社です。着物がメインではないので、何年か前の振袖会社夜逃げ事件のようなことにはたぶんならないと思っています。それはもう信じるしかありません。
前撮り撮影会には、二人で行きました。家族で行って、いっしょに写真を撮ってもよいのですが、写真代は2枚しか料金に含まれてないので、撮れば撮るほど購入枚数が多くなり、追加代金アップです。追加代金は絶対に払わないと誓って行ったので、私もきれいな服は着ていきませんでした。それでなくても、髪飾りは当日購入で5000円以上はすると聞いていたので、高いものになりませんようにと祈りながらです。
娘が、着付けをしてもらっている間は、密をさけるため、いっしょに来た家族は会場の外の廊下の椅子でひたすら待ちます。スマホでポチポチと小説を書いたりしていたので一時間半ぐらい待ちましたが、あっというまでした。その小説は完成してないどころか、オチもまだ考えてないということに今気づきました。だったら、ブログかけよ! ねぇ ブログなら一本ぐらい完成していたかもしれないのにねぇ
着付けとお化粧が終わったら、親が呼ばれて、髪飾りをいっしょに選んで、そのあと撮影です。撮影の最後には、娘から私にバラの花のプレゼントがありました。「東京プロカラーラボ」さんが用意してくれたものです。「お母さん、いままでありがとう」という気持ちを込めて感謝を伝えるというサプライズでした。ほんとうに感謝してくれてるのかどうだか。まだ、学生だし、親のありがたみはわかってないと思います。ちゃんと就職して、働いて稼ぐようになったら、この振袖にかかっている金額の高さを実感できるようになります、たぶん。
撮影が終わったら、写真の選択です。立ったり、座ったり、毬や傘などいろんな小物を使ったり、たくさん撮りましたが、奇跡の一枚は出ず、無難なものを二枚選びました。
写真は宅配便で届きます。まだ来てないな、いつくるんだろう。
撮影会のひとコマ
来年の成人式は、今年同様に時間をわけて行うことが決まっています。
どうか、このままコロナが収束していきますように。
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