調整医師のいる病院で確認検査、最終同意面談が終わると、今度は採取病院での健康診断です。
そのとき、初めて採取医師の診察を受けます。
主治医は小児科の先生でした。問診では、患者さんが最低限必要としている骨髄量、私の血液のヘモグロビン量と体重から算出された採取可能な骨髄量の説明などを受けました。
採取は、全身麻酔をして、輸血をしながら10ミリリットルずつ注射針で吸引します。1200ミリリットル採取するには120回繰り返さなければなりません。気が遠くなるような作業です。
輸血は自分の血です。骨髄採取が最大1200ミリリットルでしたので、800ミリリットルの血を用意しました。
輸血用の自己血は、採取前に日にちをあけて400ミリリットルを2回とりにいきました。
その年はすでに、400ミリリットルの献血を2回やっていたので、短期間にたくさんとったなーと思います。
健康診断の結果、問題はなく、予定通り骨髄採取にむけての準備がはじまりました。
輸血のための自己血採血の日程、麻酔科受診の日程を決めました。何度も平日病院に行くことができないので、麻酔科受診と自己血採血は同じ日にしました。
そのころには、いつのまにか「めまい症」は治っていたのですが、じんましんは出るし、腸が弱いのかお腹は痛くなるし、喉が弱いし、できれば緊急時、薬を使いたいと思って、普段使いの薬をすべて持って行って先生に聞きました。
もっていった薬はすべてOKでした。
採取まで何に気をつけたらいいか先生にききましたら、普段通りでいいということでした。とにかく、普段やらないような運動など、へんなことはしないようにしようと思いました。
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