ポテトサラダのツイートで思い出しちゃった昔の話です。
「母親ならポテトサラダぐらい作れ」と知らないジジイに言われている母親を見たという人のツイートが話題になっていました。
自分で言え! クソジジイ! と思ったけど言わなかった話
息子が小学校1年生の時の話です。
季節は秋でした。
小学校にも慣れ、 お友達もできて、息子はひとりで自転車で遊びに行くようになりました。
幼稚園の時は子供だけで遊びに行かすようなことは、もちろんしていなかったのですが 、小学校に入ると、親が知らない人脈もできてきて、遊びに親が付いていくのもおかしな話ですから、 息子はその日も友達と約束をして遊びに出かけました。
暗くなる前に帰ってくるというのが約束でした。
でもその日は、もうすぐ日没だというのに帰ってきません。昼間が日に日に短くなっていく季節でした。
ですから、お友達のお母さんに連絡を取りました。そのお友達もまだ帰ってきていないとのことで、 手分けして近所を探しまわりました。
日が沈み暗くなってしまえば、探せなくなります。心配で心配でたまりませんでした。
私はあるマンションの駐車場入口の 消防車が止まるスペースでサッカーボールを蹴り合って遊んでいる 同じクラスの男の子とそのお兄ちゃんを見つけました。年子の男兄弟だから、やんちゃ系です。
「○○(息子の名前)見なかった?」と 声をかけました。
するとすぐ隣の一戸建てからジジイが出てきて、
「そこで子供を遊ばせないでください」と言ったのです。
保護者だと思われたのでしょう。あたしゃ、こいつらの親じゃないし、ただの通りすがりだし。 私は非常にムカつきましたから無視しました 。
窓から見てたんなら自分で言え!と思いました。今、遊び始めたわけではなかろうに。他人の子供に注意をするということは抵抗あることなのでしょうか。
子供が遊んではいけないところで遊んでいるのは親のせいだから、親に注意しなければならないとでも思ったのでしょうか 。もし、怖そうな父親らしき人がきたら、そのジジイは家から出てきたでしょうか。
私は謝る筋合いもないので完全無視。 早く息子を探しに行かなければならないので、そこで時間はとれません。その男の子たち、その日は息子を見ていないとのことだったので、私は早く行きたい。
いちおう、その兄弟に、ここで遊んじゃいけないらしいよ。もうすぐ日が暮れるから早く帰りなさい。 そう言いました。
周りを見ると、そこで遊ぶのは危険というより、そのジジイの家にボールが当たったりするから禁止になっているかのように、大きな看板がかけられていました。遊んでいた子供たちはそこのマンションの子ではありません。知らなかったのでしょう。
「もう帰りなさい」と言ったら、その兄弟が サッカーボールの取り合いを始めたのです。
めんどくさいけれど、話を聞いてみると、そのサッカーボールがそこに落ちていた、最初に見つけたのは俺だ、いや俺だ、だから俺が持って帰るみたいなことを言っているのです。 落ちてたんならあったところに置いときなさい!と言って私はその場を丸く収めました。その子たちも、きっと通りかかったらボールが落ちていたので遊んでしまったのだと思いました。
とにかくジジイにムカついていました。 この兄弟と親子だと思われてはたまらんから、さっさと立ち去りました。 後のことはどうなったかしりません。
ジジイの方は、何だあの親はと思ってるかもしれません。最近の母親は・・・と思っているでしょうね。
まもなく息子は友達のお母さんによって発見されました。
自転車の鍵を落としてしまって、二人で探していたとのこと。
そこで私は予備の自転車のキーを持って 、その場所へ行きました。
そして自転車のキーを挿しましたが、鍵が開きません。
なぜなら、鍵穴に、木の枝を入れてしまっていたのです。
実はその数日前、おもちゃにしていた本物の小さい手提げ金庫を息子がインキーしてしまい、私が針金で開けたのを見ていたのです (私、金庫破りするのが好きなんです) それを覚えていた息子は、自分も開けられると思って、小枝を突っ込んでいたのです。
どうしても自転車の鍵が開かないので、車輪を浮かしながら持って帰りました。
そして自宅前でお湯を掛けたりして、小枝をふやかしなんとか鍵を開けることができました。
ポテサラ爺のことでそんなことを思い出したのでした。
ポテトサラダを作るのは簡単か?
ポテトサラダは作るのがめんどくさいと私は思います。
作るのは簡単だとは思います。失敗する要素が少ないですから。
作るのは簡単でも時間がかかります。 仕事から帰ってきて 30分でご飯を作りたい時 、ポテトサラダを作る気にはなれません。 ポテトサラダはメインにならないからです。 メインにならないものに 時間がかけられないからです 。
また、ひとり分作るのと4人分作るのとでは、かかる時間も違います。
ポテトサラダを買っている人を見て、ポテトサラダも作れない人だと決めつけている?
作れるけど、買うことだってあるでしょう。事情をよく知らない他人にむかって、そんなこというのは変な人です。
決めつけるのは、老人に限ったことではありません。勝手な思い込みで、非難された、馬鹿にされたと勘違いして攻撃してくる人もいます。そういうときは、それを訂正するのもめんどくさくなります。だから、いちいち相手しません。
人を非難することで、自分がいい人になった気になっているなんてこともあります。
ポテサラ爺はネット上で非難されていましたが、非難したがり人間には格好の餌になりました。ポテサラ爺はポテサラを作ったことがないからそんなことを言うのだ・・・というのも、また決めつけです。決めつけは人を傷つけます。決めつけの刃です。
母親だから妻だから、 そんな時代は終わりです。
女のくせに・・・とかいう言葉も聞きたくありません。
にほんブログ村と人気ブログランキングとブログサークルに参加しています
読者登録、チャンネル登録していただけたら喜びます
広告