10年ほど前から、月に1回、小説教室に通っているのですが、そこで月1回しか会わないけど、教室が終わった後いつも一緒にランチを食べていた同い年の女性が亡くなりました。月に1回しか会わないので、お友達というほどの関係ではありませんでしたが、10年来のつきあいでした。
4月の教室の後、足を骨折して入院していたお兄さんの退院の付き添いで病院に行くと言ってランチを食べずに別れたきりでした。お兄さんは3人の子供がいましたが、離婚して独り身、彼女は未婚で独身でした。彼女の死は6月の教室のときに教室の事務局から連絡があり知りました。5月は無断欠席でしたが、まだ誰も彼女の死を知らず、お休みなんだなとぐらいしか思っていませんでした。
彼女の家族はお母さんとお兄さんしかいませんでしたので、独り暮らしの彼女のアパートを整理して、小説教室に通っていたことがわかったみたいです。彼女が小説を書いて同人誌を出していたり、新聞社のコンクールに応募して賞をとったりしていたことは、お兄さんは知らなかったそうです。
6月の教室の時には、詳しいことはわからず、教室のなかで一番親しくてしていた方が事務局経由で彼女のお兄さんと連絡をとってもらうことになり、7月の教室のときに詳しい死因などを教えてもらいました。死因は入浴時の心不全だったらしいです。
不幸中の幸いだったのは、たまたま実家に泊まりに行った日の夜にそれはおこって、朝発見されたということです。心臓病の自覚はなかったようですが、お兄さんによると会社の健康診断で要再検査が出ていたという話です。
精力的に創作活動をしていた彼女。彼女が生み出した作品はたくさんあります。ネットにも出していて、数百円の収入が発生したと言っていたこともありました。
お兄さんの三人の子供が実はお兄さんの子供じゃなくて、三人の別々の男の子供だったことがわかり離婚するに至ったのですが、それを短編小説にしたのは衝撃的でした。
彼女が亡くなったなんて今でも信じられないけど、たぶん、事実なんでしょう。50で急に亡くなるなんて、思ってなかったと思います。亡くなったのは4月の教室の数日後でした。元気に、また来月ね、なんて別れたのに。
彼女のこと、ずっと忘れないでいようと思います。
毎日を大切に生きようと思います。
後悔しない生き方をしようと思います。
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