ほおずきれいこの骨髄ブログ・2nd season

ドナー登録から骨髄提供までの体験を綴った主婦ブログ。一人でも多くの患者さんの命が救われますように。

骨髄ドナーになって骨髄提供してからもうすぐ1年

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私が骨髄ドナーとなって骨髄提供してから、もうすぐ1年

 もうすぐ、という言い方しかできないのは、SNSなどで、採取日や採取病院を言ってはならないことになっているからです。

 患者さんの情報は、骨髄バンクのコーディネーターさんを通じて、〇十代(年齢)と性別、住んでいる地方のみ、教えてもらうことができます。

 おそらく、コーディネーターさんも詳しくは知らないと思います。

 患者さんのほうも、ドナーの詳しい情報は知らされません。〇十代(年齢)と性別、住んでいる地方のみ、教えてもらうことができます。

ドナー登録してからすぐ適合通知がきた

 私がドナー登録をしたのは、妹の旦那さんの白血病が再発し、骨髄移植しか方法がなくなったからです。

 もしかしたら、奇跡が起こり、HLA型が一致するかも知れないと思ったからです。見知らぬ誰かのために、ドナー登録したのではありません。私は、そんな尊い人間ではありません。

 だからと言って、知らない人にあげたくないと言っているのではなくて、もし私の骨髄が誰かの命を救うことができるのなら、こんな奇跡はないのだから、喜んでさしあげようと思い、ドナー登録しました。奇跡は他の患者さんに起こったみたいです。

 4か月後、適合通知が来て、あっというまに最終ドナーに決定し、すぐ採取日を決定し移植日を迎えました。おそらくですが、希な型だったのではないかと思います。ドナーは10人まで選定されますが、私1人だったのではないかと思います。

 何人のドナーが選定されているかは、コーディネーターさんも知らされません。複数人いれば、その地区のコーディネーターさんがコーディネートを進めているのです。

1年経ったらまた骨髄提供できる

 また適合通知が来るかもしれないと思っています。私の骨髄はヘモグロビンが多くて、さらさらで、とてもよい骨髄でした。体重もあり、(今は5キロほど少ないですが)大人の男性に必要な量が採取できました。

 妹の旦那さんのドナーが見つからないのは、HLA型が希な型であるということと、体格が大きいので必要な量が採れるドナーさんがいないということだと思います。私の骨髄があげられたらいいのに。

神様へ

  妹の旦那さんを救ってください。私が知らない人に喜んで骨髄提供したのは、神様がきっと妹の旦那さんを救ってくれると信じたからです。

 私が誰かにひとつ、喜びを与えることができたら、誰かがひとつ私に喜びをくれるはず。健康な体を持っているのに、ドナー登録もせず、ただただ、妹の旦那さんのドナーが見つかりますようにと祈るだけではドナーは見つからないと思ったから登録したのです。そういう下心があって登録しました。

神様にお願いしたいこと

  • 妹の旦那さんとHLA型が一致する人をみつける
  • 一致する人がドナー登録に行くようにしむける
  • 一致する人の体重が足りなかったら太らす
  • 一致する人の体調を整える
  • 仕事を休んだりできるよう環境も整えてあげてください

 私はもういちど骨髄を提供できます。だから、神様お願いします。


ほんとうは、骨髄移植に頼らない治療法が早く確立したらいいのにと思います

 

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