サンリオピューロランドの優待券が使い切れない
サンリオの株主優待品の中に、東京都にあるサンリオピューロランドまたは大分県にあるハーモニーランドに無料で入場できるパスポートがあります。１００株で３枚です。３月末の保有者に対して７月、９月末の保有者に対して１２月に送られてきます。年間で６枚です。
使用期限は７月に送られてくるものは翌年１月末。１２月に送られてくるものは翌年８月末。数年前は１２月末と７月末が有効期限だったので、年末の忙しい間をぬって行ったりしていました。１２月や７月の末に行こうもんなら、株主優待を使い切るために大勢のお客がいました。ときには券があまっているので買ってくれませんかと声をかけられたり。こっちも余っていますといいたいところでした。多摩センター駅からピューロランドまでの道には「ダフ屋行為は犯罪です」と注意を促す看板があります。値段を釣り上げて売りたい気持ちはさらさらなくて、期限切れになってしまうなら、１００円ででも売りたいという気持ちはありました。でも路上で売ったことはありません。金券ショップに持っていっていました。
たしか半年前までは！
優待券の形状が変わってから、金券ショップで使用済みかそうでないかの判断ができなくなりました。それでも前回は株主を証明する株主あての宛名がついた封筒を持っていけば買い取ってくれたのです。でもこの前、もっていったら、
買取不可！
なななんと、株主優待券が入った配送物を封を開けずに持ってきてなおかつ最新のものしか買取できないといわれました。１枚６００円。
もうすぐ有効期限がくる株主優待券はもう買い取ってもらえないのです。行こうと思っていたけど行けそうにないから売りに行こうということができなくなったのです。
残念！
残念なのですが、買う立場にたつと、本当に未使用なのか判断できないものを買う勇気はありません。金券ショップで安く手に入れたと思ったら入場できなくて、当日窓口で買いなおしなんて、デートだったらかっこわるいたらありゃしないし、家族で行っていても、一人で行っていたとしても、悔しくてもう楽しむどころではなくなるでしょう。もしかしたら、そんな事例が発生していてもおかしくありません。
入場するときＱＲコードで入場するようになっています。ＱＲコードはスマホで読み込みしてみても、使用済みかどうかはわかりません。このシステムになるまえは窓口で入場券に引き替えをしていました。
そもそも株主優待券が金券ショップで売られているのってゆるしていいの？
いちおう、株主優待券には譲渡及び転売はできませんと書いてあります。でも、金券ショップでは平然と売っていますよね。どういうことでしょう？ ダフ屋とどう違うのでしょう？
ダフ屋行為というのはググってみたところ、転売する目的で購入したものを売る行為だそうで、何枚以上売ったらダフ屋と認定！とか決まっていないそうですが、たくさん売ったらダフ屋として取り締まり対象になるみたい。
ですから個人で道端の人に１枚余ってるから買って♡とお願いするのはダフ屋行為ではないので、すぐお巡りさんにつかまるものではないみたいです。
金券ショップが、株主優待券に譲渡及び転売禁止と書いてあるのに売っているのは、個人が余ったものを買い取ってあげて売ってるだけでダフ屋じゃないから、転売禁止？はあ？そんなのかんけーねぇ、はい、おっぱっぴーなのでしょうか。
禁止って書いてあっても、あんたらが勝手に言ってるだけで、法律で決まってないから罰則規定もないし、あんたらの言うことなんか聞かないよ、ということなのでしょうか。
そもそも、株主優待券は株主に贈られたものです。
使い切れないからといって、株主が安く転売すれば、会社は正規料金で購入するお客をひとり逃すことになります。チケットを売った株主は少しでも収入になり嬉しいのですが、会社に迷惑をかけているようなものです。それはわかっているのですが、目の前の数百円が欲しいのが株主というもの。買ってくれる店があればそりゃ売りますよ。
ですから、金券ショップが買い取るのをやめればいいのにと思います。すべての株主優待券を。
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