白血病闘病中の義弟、妹の旦那さんですが、ドナーは見つからず、また入院して抗がん剤と輸血の治療が始まりました。発症時、2歳だった姪っ子は一年生になりました。ここ数年は、入院、退院、自宅療養、職場復帰の繰り返しです。
そうだ、献血に行こう!
6月のある日、私は体調がよかったので、川崎駅にある献血ルームに行き、献血をしました。
コロナ下で輸血の血も足りないと聞きましたし、私の血が役に立つなら喜んで提供しようと思い、当日決めて行きました。
私の血が義弟に輸血されるわけではありませんが、他人からのドナー提供や血液に頼るなら、頼っているだけではダメ、健康な私ができることをしなければならないと思うからです。
神様に媚びを売る
世の中回り回って助け合っています。ドナーを待つということは他人の助けを待っている状態です。
他人を助ける意思がない人には、神様も助けようとは思いません。私が他人のために骨髄提供したのは、きっと、巡りめぐって義弟にドナーが現れることを期待しているからです。
私は献血の予約をしたことがありません。予約をすれば、ポイントが貰えたりするようですが、予約をすれば、少々体調に不安があっても無理して行ってしまうのではないかという懸念があり、当日の体調で決めています。
何回献血したとかも数えていませんでした。数を競うものでもないからです。体調がよければやる、気分がのらなければやらない。
そうして、たまたま川崎駅へ他の用事で行ったので帰りに献血ルームに寄ったのです。
献血ルームには多くの人たちがいて、それだけで感動しました。みんなから少しずつ集めた血で命が助かる人がいる…
予約優先なので、めちゃんこ待ちました。
医師の問診や血液検査をして、飲み放題自販機で飲み物を二杯飲み、脱水にならないよう備えました。血液を400ミリリットルとるので、しっかり水分を取っておかなければなりません。
けっこうな時間待たされ、献血台にのると、あっというまに終わりました。いつもより早く、血が抜けました。針を刺すときは痛かったけれど、その後は痛くもなく。
献血10回の記念品をいただいた
すべて終わるまで10回目だったとは、つゆしらず。
10回でこんな記念品がいただけるなんて、知っていたらもっと早く行っていたかというとそんなことはないので、知らないぐらいがちょうどいいです。
三種類ぐらいから選べたのですが、一番実用的なお箸にしました。
骨髄提供しても何にももらえないのに。献血はなにかともらえるものが多い。
骨髄提供は、物や金に目がくらんでするものではないので、また、そうであっては困るからでしょうか。
ほかに、献血キャラクターの洗濯ネットをもらい、バーゲンダッツアイスクリームをもらって食べてゆっくり休んでから帰りました。
その帰り道でした。腹痛とめまいに襲われました。
その次の日の夕方には倦怠感と発熱。
その翌日PCR検査へ・・・
次回へ続きます
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